スイス国立科学財団（SNSF)の2015年10月1日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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スイス国立科学財団（SNSF）は、2段階の評価手順を経て、新たに67人にAmbizioneプログラム助成金の支給を決定した。女性受給者の割合を35%にするという目標は、今年ほぼ達成され、23人分（34.3%）の助成金が女性研究者に支給されることになった。2015年2月半ばまでに、若手研究者360人がこのプログラムに応募した。

Ambizioneプログラムにより、あらゆる研究分野の若手研究者が独立した研究を行うことが可能になっている。このプログラムの次の募集は2015年11月半ばに予定されており、提出期日は2016年2月12日となっている。

SNSFは、2017年から2020年にかけて実施される複数年プログラムの中で、このAmbizioneプログラムの資金供与期間を、将来的には現在の3年から4年へと延長することを発表している。またもうひとつの新たな試みは、高等教育機関で本職の教師ではない指導スタッフとして働く研究者に関するもので、彼らも、Ambizioneプログラムに基づくプロジェクト資金に応募できるようになる。

[JSTパリ事務所]