フィンランド技術庁(Tekes)の2015年9月24日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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チームフィンランドのメンバーは、現在実施されている最先端プロジェクトをサポートし、長期的な将来に対する見識を示すことで、政府の目標達成を支援している。チームフィンランドはこれまで、フィンランドの企業と共同でアイデアを実践に移してきており、トレンド・マップや今後の見通しに関する情報を参考に、現在200人を超える企業の役員、意思決定者、科学界の代表らが、成長と競争力を目指す軌道にフィンランドを復帰させるための行動計画を策定している。

このチームに、ロンドン・ビジネス・スクールのジュリアン・バーキンショー（Julian Birkinshaw）と、変化の推進力（change driving force）を提唱するアン・リーズ・ケア（Anne Lise Kjaer）が国際的な見識を提供する。両名のスピーカーによるサポートを得て、チームフィンランドは、効率的な官民協力を可能にする新しい運営モデルを特定することを目指している。

FinnSight 2015は、フィンランド技術庁（Tekes）、フィンランド研究開発基金Sitra、フィンランド・アカデミー（Academy of Finland）、雇用経済省、総理府、およびチームフィンランドの全ネットワークによる、フィンランドの未来を展望する共同プロジェクトであり、官民協力の強化を目的としている。FinnSightは、共同での未来展望モデルの一環として毎年集会を開き、企業や社会で活躍する様々な人々に参加を呼び掛けている。

[JSTパリ事務所]