[本文]

国・地域名:
オランダ
元記事の言語:
英語
公開機関:
オランダ科学研究機構(NWO)
元記事公開日:
2015/10/05
抄訳記事公開日:
2015/11/10

NWO、トップ・セクターに5億5,000万ユーロを拠出

NWO to contribute 550 million to top sectors in 2016-2017

本文:

オランダ科学研究機構(NWO)の2015年10月5日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
===

2015年10月5日、オランダ科学研究機構(NWO)は、参加団体のひとつとして、2016/2017年オランダ知識・イノベーション契約(Dutch Knowledge and Innovation Contract for 2016 and 2017)に署名した。NWOは、総投資額42億ユーロとなるこの知識・イノベーション契約のうち5億5,000万ユーロを拠出する。この資金は質の高い科学研究に充てられることになる。今回の契約により、政府、産業界および知識関連機関は、オランダの知識およびイノベーション・システム強化に向けたトップ・セクターの意欲を明確に示すことになる。

契約に基づきNWOは、トップ・セクターにおける特に優れた科学研究プロジェクトを選定し、これらに資金提供することで、オランダのイノベーションのための強固な基礎を築いていく。NWOはその必要性が切迫したものとなっている研究分野とトップ・セクター間の連携を確立できるようなテーマやイニシアティブをこれまで以上に重視していくとしている。このためNWOは、2015年~2018年の戦略で発表したように、今回のトップ・セクターへの資金供与を、重要な社会的課題や国際的な協力といったより広義の研究に結びつけていく。

NWOが拠出する資金のうち2億ユーロは、民間部門が共同出資する、Wetsusおよび水に関連するトップ・セクター(Water Top Sector)と協力して水利技術に関する研究を行うプログラムや、コンピュータ・チップとプロセッサ技術に関する基礎研究を行うためのナノリソグラフィー先端研究センター(Advanced Research Centre for Nanolithography)などの研究に対して支出される。

2016年から2017年に向けたNWOの重要な取り組みの側面のひとつは、重要な社会的課題に国レベルおよび国際レベルの両方で対処することである。例えば、官民パートナーシップにおける分野横断的・統合的なイニシアティブが占める割合は、資金全体の3分の1超に上っている(2億ユーロのうちの約7,500万ユーロ)。

[JSTパリ事務所]