[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
英国財務省
元記事公開日:
2015/09/17
抄訳記事公開日:
2015/12/01

世界レベルの公衆衛生ラボラトリー新設に3億5,000万ポンドの重点投資

Government invests £350 million to create world-class public health labs in Harlow

本文:

英国財務省の2015年9月17日付標記発表記事の概要は以下のとおり。

財務大臣は、ハーロー(ロンドンから北東約30キロ)に世界レベルの公衆衛生ラボラトリーを新設し、公衆衛生科学に重点投資する旨発表した。この投資は、イングランド公衆衛生サービス(PHE)の一部を、ポートダウン(ロンドンから南西約80キロ)にある老朽化した既存施設からハーローに新設するラボに移設することを見込んだものである。

グラクソ・スミスクライン社(GlaxoSmithKline: GSK)が所有する区画に建てられる新施設には、研究、健康増進、保健の主要なセンターが創設され、エボラ・ウィルスなど世界的な健康の脅威に対して世界をリードする業績を継続的に展開していくことを可能にする。ハーローは、PHEがさまざまな大学等やライフサイエンス企業などとの共同業務や共同取り組みを実施する場合、有利な位置にある。

上記の政府決定は、2014年7月にPHEが政府に提出した「事業概要の策定(outline business case)」を受けたものである。コリンデール(ロンドン)にあるPHEの他の施設についての決定は、「歳出見直し(Spending Review)」(複数年度を対象とした政府全体の予算計画)において考慮される。

[DW編集局]