[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国立科学財団(NSF)
元記事公開日:
2015/10/02
抄訳記事公開日:
2015/12/10

NSF、NISTが先進製造業支援コンソーシアムを新たに立ち上げ

NSF, NIST launch new consortium to support advanced manufacturing

本文:

2015年10月2日付けの国立科学財団(NSF)の標記報道発表の概要は以下のとおりである。

NSFと商務省の国立標準技術研究所(NIST)はこのほど、研究開発・教育訓練に対する官・民の共同投資の対象となる先進製造業の新興領域を特定する目的で、ミシガン大学(アナーバー)が主導するコンソーシアムの発足を発表した。

製造業の将来展望に関するアライアンス(Alliance for Manufacturing Foresight: MForesight)は、今後の製造技術に関して、産業界、学術界、その他の民間セクターからの迅速な情報インプットの為のチャネルを提供する。これにより、投資の見返りを最大化する目的で官民によるファンディングの効率的な活用を確保するべく、先進製造技術研究を国家的優先課題と合致させるようにする。

大統領科学技術諮問会議(PCAST)の2014年の報告書”Accelerating U.S. Advanced Manufacturing”の勧告に従い、本コンソーシアムは米国製造業が抱える需要、直面する課題、並びに機会を調査する。この調査は通常の所要期間より短い期間で実行される。NSFとNISTは2015年4月にこの新規コンソーシアムに関するコンペティションを発表していた。

ミシガン大学が主導するMForesightに関する作業では、すでに産業界、専門団体、大学からの30名の先駆的指導者と協力関係にある。MForesightは、広範なセクターにわたって幅広く情報交換や協力を行う包括的な先進製造業コミュニティの形成を目指している。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]