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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 下院科学・宇宙・技術委員会
- 元記事公開日:
- 2015/10/08
- 抄訳記事公開日:
- 2015/12/15
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STEM教育法が成立
- 本文:
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2015年10月8日付の下院科学宇宙技術委員会の標記報道発表の概要は以下のとおりである。
科学、技術、工学、数学(STEM)教育の取り組み強化を図り、STEMの定義にコンピュータ科学を含めるための法案が、このほど上下両院で満場一致で可決成立した。
この2015年STEM教育法では、国立科学財団(NSF)に対して、非公式なSTEM教育支援の為の競争的メリット審査型の助成は継続するよう指示している。非公式な教育とは、博物館、科学センター、放課後プログラムなど教室外で実施される教育である。この種の取り組みでは、教室の公式な教育ではあまり行われない方法で、学生をSTEM学科やSTEM分野に引き込んでいる。
本法ではNSFの”Noyce Master Teaching Fellowship”プログラムを修正して、教師が修士号の取得を求めて本プログラムに参加することを可能にしている。これにより、より多くの教師に助成金を競う機会が与えられることになる。コンピュータ科学もこの奨学金プログラムの1つの科目として追加される。
本法では新規または追加的支出措置はいずれも認められていない。
[DW編集局+JSTワシントン事務所]