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- 国・地域名:
- 中国
- 元記事の言語:
- 中国語
- 公開機関:
- 中国科学報
- 元記事公開日:
- 2015/10/16
- 抄訳記事公開日:
- 2016/01/08
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中国の科学技術イノベーションにおける重要な進展
- 本文:
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2015年10月16日付の「中国科学報」ネット版は、「中国の科学技術イノベーションにおける重要な進展について」と報じた。本記事ではその概要をまとめる。
「第12次5カ年計画の科学技術成果」報告会がこのほど、北京で開催され、科学技術部(MOST)の万鋼部長が中国科学技術発展の面であげた成果を総括し、特に中国の科学技術イノベーションの重要な進展について、次のように紹介した。
一、第12次5カ年計画期間中、特に中国共産党第18回全国代表大会の開催以降、中国の科学技術イノベーション関連事業は急速に発展し、科学技術イノベーションがますます重要となって、科学技術の進歩とイノベーション能力が著しく向上している。
二、基礎研究分野における量子制御、ニュートリノ振動、熱ショックタンパク質(HsP90)、ciPS幹細胞等の重要な研究成果を挙げ、中国の科学研究の国際影響力が大幅に向上した。また、その他、有人宇宙飛行、月探査、深海探査機、スーパーコンピューター、衛星測位システム等のハイテク分野における重大なブレークスールを実現した。
三、科学技術の体制改革を深め、国家イノベーション体系の構築を全面的に推進し、企業によるイノベーション主体としての地位を更に強化する。
今後、我々は「第13次5カ年計画」(2016-2020)期間中においてイノベーション駆動発展戦略を加速に実施し、イノベーション駆動が中国経済発展の新たなエンジンになるよう努力する。 [JST北京事務所]