2015年10月22日付の「中国科学報」ネット版は、「中国、ライフサイエンス分野の学会連合会を設立する」と報じた。本記事ではその概要をまとめる。

中国動物学会、中国植物学会、中国昆虫学会、中国生物化学と分子生物学会、中国細胞生物学会、中国生物物理学会、中国遺伝学会、中国生物工程学会、中国生理学会、中国生物医学工程学会、中国免疫学会らが協力し、全国レベルのライフサイエンス分野の学会連合会を北京に設立した。

同連合会の設立は、学科と人材を有効的に結合するとともに、ライフサイエンス分野における資源共有メカニズムを構築し、交流協力等の資源の共有化を実現することを目的としている。

ライフサイエンスは中国にとって国際的に最も影響力を持つ学術分野である。現在、同連合会の機能は以下の４つの機能から運営を開始する。
一、ハイレベルな学際的な学術交流のプラットフォームの構築
二、ライフサイエンス研究の発展、方向性の予測
三、ライフサイエンス分野における人材育成評価制度の完備
四、科学普及及び国際交流協力の強化、である。

[JST北京事務所]