[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
中国科学報
元記事公開日:
2015/11/04
抄訳記事公開日:
2016/01/22

中日韓工学アカデミー円卓会議、「先進製造」をテーマに討論

中日韩工程院圆桌会议聚焦“先进制造”

本文:

2015年11月4日付の「中国科学報」ネット版は、中日韓工学アカデミー円卓会議において「先進製造」をテーマに討論した。本記事ではその概要をまとめる。

11月2日、第18回中日韓工学アカデミー円卓会議及び先進製造国際シンポジウムが武漢で開催された。「先進製造」をテーマとする同会議において、専門家たちは先進製造業の発展動向、スマート製造技術の発展と応用、グリーン製造、スマート製造における低炭素・省エネ・排出削減などの研究課題について報告を行った。

中国工程院(工学アカデミー)の周済院長、韓国工学アカデミーの呉永鎬院長、日本工学アカデミーの谷口功副院長らが開幕式に出席し、挨拶を述べた。周済氏らから、3国の工学分野の関係者が地域の社会経済発展に貢献していくが最重要であると述べられた。

中国工程院院士(アカデミー会員)、清華大学の柳百成教授は、将来中国の先進製造業は先進製造技術、デジタル製造技術などを強化する必要があると述べた。また、三ヵ国の専門家たちは「スマート製造は人間を代替できるか」という話題についても討論した。

同会議は中日韓三ヵ国の工学アカデミーが共同設置した地域協力メカニズムであり、三ヵ国の専門家・企業家に、共に注目する工学及び科学技術問題について、コミュニケーションの場を提供する。東アジア地域の工学・科学技術及び経済発展を推進する同会議は、毎年三ヵ国の工学アカデミーによって交替で主催されている。

[JST北京事務所]