[本文]
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- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- ドイツ語
- 公開機関:
- ドイツ連邦経済エネルギー省(BMWi)
- 元記事公開日:
- 2016/01/04
- 抄訳記事公開日:
- 2016/01/27
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特許及び規格を通して知識・技術を移転する振興プログラムの導入
- 本文:
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新年に当たり連邦経済エネルギー省(BMWi)は技術振興プログラム「WIPANO‐特許及び規格による知識・技術移転」をスタートさせる。WIPANOの目標は知識やび技術の移転、即ち革新的なアイデアの普及を促進させることにある。規格化プロジェクト、アイデアのパテント化やその実施のために総額2,300万ユーロが投入される。パテントの振興策によって、コンサルティング、特許弁護士、特許申請等のコストが一部負担される。
マハニッヒBMWi次官談:「革新的な製品は我が国経済のエンジンである。WIPANOによって企業と大学がその発明を市場化することを支援する。中小企業は、国内、欧州内、国際的にもその発明の保護や規格化において、より多くの支援を必要としている。このため政府は、中小企業への助成額をこれまでの8,000ユーロから将来は16,575ユーロへと増額する。WIPANOによってドイツ経済のイノベーション力を強化し、ドイツ企業の国際競争における位置づけを改善する効果的なプログラムを導入した」
これまでのBMWiの知財関連助成策(SIGNO)と規格化助成策(INS/TNS)は一つの屋根の下に統合されることになる。これによってファンディングがより簡素化され、全体を見渡しやすくなる。
なお、これに申請できるのは企業、大学、総合大学、および大学外研究機関であり、助成期間は2019年12月31日をもって終了する。
[DW編集局]