[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦経済エネルギー省(BMWi)
元記事公開日:
2016/01/21
抄訳記事公開日:
2016/02/19

中小企業4.0コンペテンスセンター拡大

Gabriel startet fünf weitere Kompetenzzentren zur Digitalisierung des Mittelstands

本文:

ガブリエル連邦経済エネルギー大臣が中小企業のデジタル化推進のため5つのコンペテンス・センターを新たに選考したことに関して、連邦経済エネルギー省(BMWi)は概略下記のような報道発表を行った。

ガブリエルBMWi大臣は助成イニシアチブ「中小企業4.0」の枠組みの中で、中小企業が「デジタル化に取り掛かる」ことができるよう5つの中小企業4.0 コンペテンスセンターを選考したことを公表した。これにより今年中ごろまでに全国で10のセンターと手工業のデジタル化コンペテンスセンター1つが活動する。

ガブリエル大臣談:「ドイツがIndustrie 4.0時代において指導的立場を確保するための条件を整えるため、中小企業においてもデジタル化の態勢を整えなければならない。今日と同様に未来においても、ドイツは素晴らしい製品を生産していかなければならないからである。新しいビジネスモデルや全国の中小企業にとって中心となる更に5つのコンペテンスセンターをスタートさせることにした。そこで中小企業は専門家の指導の下、独自の技術開発、製品、インターフェースをテストできる機会を得る。また特に新しいデジタルの利用や、Industrie 4.0実現に必要な技術の導入に伴うコストやセキュリティの問題について、そこで相談することができる。
2017年には全国をカバーできるよう、テーマと産業分野に特化したセンターを設けるため、新たな中小企業4.0コンペテンスセンターを予定している。このため2016年に新たに公募が行われる。

[DW編集局]