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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 国防高等研究計画局(DARPA)
- 元記事公開日:
- 2016/01/13
- 抄訳記事公開日:
- 2016/03/25
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光検出における革命的変化を狙った新規プログラム
- 本文:
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2016年1月7日付の国立科学財団(NSF)の標記報道発表の概要は以下のとおり。
NSFはこのほど、3件のコンピューティング調査研究プロジェクトに対する3000万ドルのファンディングを発表した。変革的なコンピューティング・情報技術研究を支援するために、各助成金から学際的な複数の研究者で構成される研究チームに対して、5年間に1000万ドルが配賦される。
上記3件のプロジェクトは、各々プリンストン大学、ボストン大学、コーネル大学の研究者が主導し、広範囲の分野に亘ってカレッジ、大学、研究所14機関の研究者が関与する。これらプロジェクトの目的は、理論コンピュータ科学、合成生物学、コンピュータ・サステナビリティという未開拓分野の調査研究にある。これら調査研究では、ソフトウェア開発の新たな形式的方法、コンピュータを活用したバイオデザイン向け新規ツールキット、コンピュータ・サステナビリティ研究者の全米・国際的大規模ネットワークを追求する。
コンピューティングによる調査研究プログラムは、社会的に大きな利益をもたらす可能性のある科学的に深遠な問題を契機とする、広範囲にわたる研究を促進する。例としては、蜂型ロボットの開発、ソフトウェア定義型ネットワーキングの推進、データ解析を高速化する新規プログラミング・モデルなどがある。本助成では複数分野での研究の同時進行が可能である。本調査研究プログラムは2008年に開始され、これまで19件のプロジェクトのファンディングを実施し、投資総額は約1億9000万ドルである。
[DW編集局+JSTワシントン事務所]