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- 国・地域名:
- 南アフリカ
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 南アフリカ国立研究財団(NRF)
- 元記事公開日:
- 2016/02/22
- 抄訳記事公開日:
- 2016/04/01
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SAASTAとMDDAが、科学ジャーナリズム推進のための覚書に署名
- 本文:
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南アフリカ国立研究財団(NRF)の2016年2月22日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
===メディア開発・多様性推進局(Media Development and Diversity Agency:MDDA)および南アフリカ科学技術振興庁(South African Agency for Science and Technology Advancement:SAASTA)は、科学ジャーナリズムを推進するための覚書(MOU)に署名した。
この覚書は、MDDAとSAASTAが開始した科学技術若手ジャーナリスト・プログラム(Science and Technology Youth Journalist Programme)で具体的に実現される予定で、その第一歩として、研修生とコミュニティ・メディアのジャーナリストが、SAASTAのオフィスで開かれる2日間のワークショップに出席する。
今回の覚書は、これら二つの組織がより良いかたちで各々の目標/任務を達成し、南アフリカの科学研究に対して有意義な貢献を果たすことで社会に恩恵をもたらすことができるよう、協力の機会を探ることを目的としている。
SAASTAの事務局長を務めるDr. Nukeriは、同庁が2015年に承認した「科学への従事に関する枠組み」の目的達成に向けて今回のMOUが役立つであろうと述べるとともに、メディアは一般市民に情報を発信するための重要な手段だ、と付け加えた。科学技術若手ジャーナリスト訓練プログラムにより、SAASTAはその任務に従い、研究者と一般社会の間の対話を確立していく。
SAASTAは、以下のような分野でMDDAを支援していく。
・コミュニティ・メディアに対し、サイエンス・コミュニケーション/ジャーナリズムに関するトレーニングを行う。
・コミュニティ・メディアの科学ジャーナリズムを対象に賞を設け、科学関連の独創的で優れた報道を奨励し、クワズール・ナタール州、ムプマランガ州、東ケープ州、北西州、リンポポ州など、SAASTAが対象とする自治体の様々なコミュニティ・メディアで科学技術若手ジャーナリスト・プログラムを実施することを推奨する。SAASTAは南アフリカ国立研究財団の一事業部門であり、ダイナミックな知識経済における科学や技術、イノベーションの価値と影響を広く伝えることで、国の主要な科学振興機関になることを目指している。また科学、工学および技術(SET)に関連した人材基盤の構築にも大いに貢献していく意向である。
[JSTパリ事務所]