[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦経済エネルギー省(BMWi)
元記事公開日:
2016/03/11
抄訳記事公開日:
2016/04/15

ダルムシュタットの中小企業4.0コンペテンスセンター開所

Das Mittelstand 4.0-Kompetenzzentrum Darmstadt stellt sich vor

本文:

ダルムシュタット中小企業4.0コンペテンスセンターが一般に開放され、これに関して連邦経済エネルギー省(BMWi)は概略下記のような報道発表を行った。

2月にガブリエル連邦経済エネルギー大臣によるスタート宣言があったが、ダルムシュタット中小企業4.0コンペテンスセンターは公式に一般に公開され、さまざまな講演と「プロセス・ラーニング・ファクトリー」の工場見学がなされた。BMWiからはツュープリス次官が参加した。

ツュープリス次官談:「ドイツで4つ目となる中小企業4.0コンペテンスセンターが活動を開始することを歓迎する。ライン・マイン地域の中小企業にとってデジタル化や入手可能なIndustrie 4.0アプリケーションの問題に関して、有能な相談相手ができたということになる。これらセンターはアカデミアと産業界の間を繋ぐものであり、デジタル化において、また将来の競争力確保においても企業を支援するものである」と語った。

同センターはダルムシュタット工科大学が主体となって運営され、3月1日から活動を開始している。このコンソーシアムにはフラウンホーファー構造耐久性・システム信頼性研究所(LBF)、同じく安全情報技術研究所(SIT)、ダルムシュタット商工会議所、フランクフルト・ライン・マイン手工業会議所が加わっている。中小企業4.0コンペテンスセンターは現在、ドイツ全土に設置されている11センターの一つであり、中小企業、手工業企業に対する情報提供や、ケーススタディー、デジタル化進展に関する評価等に関して支援する。これは「企業プロセスのデジタル化に関する中小企業デジタル戦略」重点振興策の一環である。

[DW編集局]