ノルウェー研究会議の2016年3月18日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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ノルウェー研究会議は、研究インフラのためのノルウェーロードマップを改訂した。改訂後のロードマップは、次期財政支援に関する発表や研究インフラ助成金向けプロポーザルの評価において基礎となる。

最新のロードマップには、大型研究施設、大規模データベースそしてノルウェーの研究にとって特に重要な先端科学機器が関わっている計57件のプロジェクトが含まれており、うち13件は新たに追加されたもの。研究インフラのためのノルウェーロードマップは、ノルウェーの研究者グループが近代的な設備や最新機器を利用できるようにし、さらにノルウェーの研究活動にとって戦略的に非常に重要な国家プロジェクトに対して研究資金が供与されるようにするというノルウェー研究会議の戦略の一部分となっている。

ロードマップはさまざまな科学領域、主題、技術分野における将来のニーズのみならず、既存の研究インフラにも言及している。ロードマップにあるプロジェクトの大半は既に資金供与を受けているもので、完全に確立されているものか実施段階にあるもののいずれかである。プロジェクトのうち4件は、極めて優れており戦略的に重要であるため、ノルウェー研究会議が実現の価値があると考えているものの、既存の財政的枠組みでは資金供与ができないでいるものである。

[JSTパリ事務所]