[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
ビジネス・イノベーション・技能省(BIS)
元記事公開日:
2016/02/05
抄訳記事公開日:
2016/04/26

次世代ジェットエンジン技術に1,000万ポンド

Government boost for jet engines with £10 million investment for next generation technology

本文:

ビジネス・イノベーション・技能省(BIS)の2016年2月5日付標記報道発表の概要は以下のとおり。

アンナ・スーブリ(Anna Soubry)中小ビジネス・産業・企業担当大臣はこのほど、国立ガスタービン燃焼空気力学中核研究センター(National Centre of Excellence in Gas Turbine Combustion Aerodynamics)の新設目的で、ラフバラー大学が約1,000万ポンドの政府による資金提供を受けた旨発表した。この研究センターでは、英国産業界がセンターの最先端の施設を利用できるようにし、大型ジェットエンジンの中核的機能であるガスタービン燃焼における研究・技術開発を主導する。

当該資金1,000万ポンドは、航空宇宙部門における英国の世界的な大国としての地位の堅持に役立てるべく、政府が航空宇宙研究開発に対し9億ポンドの追加投資を公約したことを受けて措置されたものである。2015年11月のスペンディング・レビュー(2016~2020年度を対象とした政府全体の予算計画)において発表されたこの投資額は、産業界によるマッチング・ファンドと合わせると、2013年以降の総額が39億ポンドに達する。

上記中核研究センターでは、排出制限目標を満たし製品競争力を引き出すために必要な環境配慮型のより効率的な新規燃焼技術の研究・試験を目指す。

[DW編集局]