[本文]

国・地域名:
南アフリカ
元記事の言語:
英語
公開機関:
南アフリカ国立研究財団(NRF)
元記事公開日:
2016/03/18
抄訳記事公開日:
2016/04/27

英国/南アフリカ ニュートン・ファンド作業部会会合を開催

UK/South Africa Newton Fund Task Force Meeting

本文:

南アフリカ国立研究財団(NRF)の2016年3月18日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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2016年3月14日から16日にかけて、南アフリカのプレトリアで第3回英国/南アフリカ ニュートン・ファンド作業部会会合が開催された。2013年に英国政府が新興国研究基金(Emerging Powers Research Fund)(現在は「ニュートン・ファンド」として知られている)の創設を発表し、翌2014年には南アフリカ科学技術省(DST)の管理下で5年間にわたるパートナーシップがスタートした。南アフリカに関しては最大で年間400万ポンドまでの資金が確保されており、ファンドにはDSTおよび南アフリカ国立研究財団(NRF)も資金を拠出している。

NRFは、(国際関係・協力局(IRC)、人材・研究機関能力開発局(HICD)、研究議長・拠点推進局(RCCE)、知識分野開発局(KFD)および天文局の5つを通じて)ニュートン・ファンドに基づく南アフリカの取組み全体の80%を推進している。NRFは、ポスドクフェローシップに対する助成支援、博士号取得者を対象としたトレーニングおよびネットワーク構築の機会提供、南アフリカ人研究者への渡航旅費の助成、二国間研究協力における議長、社会科学および人文科学の分野の研究プロジェクト、および天文学に関連したプロジェクトなどの活動を行っている。進捗は予想以上で、将来はファンドが拡大される可能性もある。

[JSTパリ事務所]