[本文]

国・地域名:
スイス
元記事の言語:
英語
公開機関:
スイス国立科学財団(SNSF)
元記事公開日:
2016/03/24
抄訳記事公開日:
2016/04/28

SNSFがOA2020イニシアティブに署名

The SNSF has signed the Open Access 2020 initiative

本文:

スイス国立科学財団(SNSF)の2016年3月24日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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スイス国立科学財団(SNSF)が、学術雑誌のオープンアクセス(OA)への大規模実施に関するOA2020国際イニシアティブに署名した。このOAイニシアティブの関心表明(Expression of Interest: EOI)には、すでに30を超える世界の研究組織が賛同しており、学術出版システムを変革し、学術論文のオンライン公開システムとこれらの論文の無制限利用(再利用)を大々的に実施することを要求している。

SNSFは、かねてからオープン・アクセスを推進している。2006年にベルリン・オープンアクセス・イニシアティブに署名して以来、SNSFは、国内においても国際的にも、科学知識に対しては世界的にアクセスできるようにするという原則(オープンアクセス)を支持し、これを奨励してきた。SNSFは助成金受給者に対して、公的資金を受けた研究には世界的に自由にアクセスできるようにすることを要請している。

OAイニシアティブへの関心表明の目標―つまり学術論文を商業的に出版するという現在の支配的なビジネス・モデルを変革すること―は、SNSFにとっても重要な課題の一つである。研究者も、別の出版方法を選択することでこうした現状の変革に大きな役割を果たすことができる。すべての出版物について、世界的なオープン・アクセス方針を求めるというこうしたSNSFの要望は、欧州研究会議の見解とも一致している。

[JSTパリ事務所]