[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
国民教育・高等教育・研究省(MENESR)
元記事公開日:
2016/04/04
抄訳記事公開日:
2016/05/12

2014年度の国内研究開発支出は前年比2.3%増

Progression dynamique des dépenses intérieures des entreprises en Recherche et Développement (R&D) en 2014 : +2,3 % en volume

本文:

国民教育・高等教育・研究省の2016年4月4日付け標記報道発表の概要は以下のとおり。

最近発表された暫定的な統計データによると、2014年のフランスにおける企業の国内研究開発支出(DIRDE)は315億ユーロに達し、物価変動による補正を加えても、1年で2.3%の成長となった。この活力は工業部門でもサービス部門でも同様に見られる。製造業部門全体の2014年の国内研究開発支出は233億ユーロで、前年比2.5%の伸びである。特に自動車産業における研究開発投資の回復が顕著である。サービス部門は68億ユーロで、2.1%の伸びとなった。

国内総生産(PIB)がほぼ安定した状況下で、PIBに占めるDIRDEの割合は2014年に1.48%に達した(2013年は1.45%)。PIBの中で企業の研究開発に占める割合は、2008年に導入された研究費税額控除の改革と並行して、2007年の1.27%以来実質的に伸びている(7年間で+0.2ポイント)。

フランスに拠点を置く企業は2014年に研究開発業務で251,300人(フルタイム換算)を雇用した(前年比+0.3%)。研究者の実員数は前年同様に伸びている(2014年は+1.2%)。

[DW編集局+JSTパリ事務所]