日本の先進超伝導トカマクJT-60SAの主要部品を試験
Le CEA teste les pièces maîtresses du tokamak japonais JT60SA
原子力・代替エネルギー庁(CEA)の2016年4月8日付標記発表の概要は以下のとおり。
フランスは、現在日本で建設中のJT-60SAと称する磁場閉じ込め型核融合装置のための主要構成部品を設計し製造している。フランス最初の7メートル規模の超伝導コイルの稼動試験が2016年2月中旬にCEAのサクレー研究所で行われ、検証された。
上記超伝導コイルは昨年12月サクレに到着し、2月12日にCEAの極低温試験施設で初めて超伝導状態を達成した。国際プログラム”ITER”の一環で日本のトカマクJT-60SAでの実装に向けて、CEAが送ることになっているフランス製超伝導コイル10基の内の1つである。
[DW編集局+JSTパリ事務所]