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国・地域名:
南アフリカ
元記事の言語:
英語
公開機関:
南アフリカ国立研究財団(NRF)
元記事公開日:
2016/04/28
抄訳記事公開日:
2016/05/20

SASACの博士課程学生がオーストリアのIIASAを訪問

SASAC PhDs Visit IIASA in Austria

本文:

南アフリカ国立研究財団(NRF)の2016年4月28日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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2016年4月24日から29日にかけて、南アフリカの10校の大学から30人の博士課程学生と指導官が、オーストリアのラクセンブルクにある国際応用システム分析研究所(IIASA)を訪れた。今回の訪問は、先ごろ正式に始動することが決定した南アフリカ・システム分析センター(Southern African Systems Analysis Centre:SASAC)のイニシアティブの一環となる。SASACは、南アフリカの博士課程学生のみを対象とした3年間の奨学金制度で、システム分析に精通した南アフリカの指導教官と、可能であればIIASAに関係のある共同指導教官の下で、学生たちが自身の研究を完遂することを目的としている。

2016年度は、19人の博士課程学生が競争的に選抜され、プログラムに参加することになった。今回のIIASAへの訪問は学生にとって、提案されている研究をIIASAの研究者と計画、調整し、システム分析の手法に関するIIASAのアプローチと研究の枠組みに意識を向ける良い機会になるとしている。IIASAと南アフリカは、共同能力開発や研究イニシアティブなど、幅広い面で長期にわたって協力してきており、直近では、南アフリカ若手研究者夏季プログラム(Southern African Young Scientists Summer Programme:SA-YSSP)が実施されている。

SASACは、2016年5月22日からウェスタンケープ大学で正式に始動する。

[JSTパリ事務所]