[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦経済エネルギー省(BMWi)
元記事公開日:
2016/04/20
抄訳記事公開日:
2016/05/27

エネルギー研究に追い風

Energieforschung weiter im Aufwind

本文:

ドイツ連邦閣議は連邦エネルギー研究報告2016を閣議決定。これに関して連邦経済エネルギー省(BMWi)は概略下記のような報道発表を行った。

連邦閣議はガブリエルBMWi大臣が提出した連邦エネルギー研究報告2016を決議した。それによると連邦政府は2015年に、新エネルギー技術研究のために対前年度比5.3%増となる8億6,300万ユーロを投入した。資金の74%は再生可能エネルギー及びエネルギー効率化に関する研究に向けられた。

ガブリエル大臣談:「将来のエネルギー供給はかなりの程度まで持続可能なものとなる。エネルギー転換の成功は、同時にドイツが安全でかつ経済的なエネルギー供給を伴う競争力のある産業拠点であり続けることによって決定される。エネルギー研究は、この領域における更なる技術開発の基盤を創り出すものである」。

昨年度は総合的なテーマ分野が全面に立った。安価で高性能なエネルギー貯蔵技術の開発と同時進行で進めた、再生可能エネルギー技術のシステムインテグレーション、更にはイノベーション技術を通じた製造や消費に関するプロジェクト等が挙げられる。

再生可能エネルギーやエネルギー効率化の研究領域の内容については、別途「研究及びイノベーション」報告書により、プロジェクト例や技術的概要を挙げて詳細にわたり発表される予定である。

[DW編集局]