[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦経済エネルギー省(BMWi)
元記事公開日:
2016/05/04
抄訳記事公開日:
2016/06/09

電磁波の環境影響に関する規定の改正

Kabinett beschließt Neufassung der Bestimmungen zur elerktromagnetischen Verträglichkeit

本文:

連邦閣議は電気製品の電磁環境適合性に関する法案を決議した。これに関して連邦経済エネルギー省(BMWi)は概略下記のような報道発表を行った。

連邦閣議は電気製品等の電磁環境適合性法案(EMVG)を決議した。この法案により欧州規格に適合することになる。
ますます多様化する電気製品設備(電気カミソリ、調理器具、テレビ、産業設備、広帯域ケーブル設備等)を環境に害を及ぼさないように共存させることが目的である。
同法案(EMVG)は電磁波障害をもたらす、あるいは電磁波によって影響を受ける可能性のある電気機器や設備の流通、販売、展示、運転、稼働について規定するものである。これらの機器設備は他の機器設備にできる限り障害を与えず、また同時にこれらによりできる限り障害を受けないように造られていなければならない。このことは、これらが市場に導入され稼働される前に、業者によって欧州整合技術規格(EU適合及びCEマーキング)が満たされることを前提としている。
EU適合の確認は適合性審査機関によって行われ、これは欧州レベルで指定されなければならない。ドイツでは適合性審査機関は当該監督官庁である連邦ネットワーク庁(電力、ガス、通信、郵便及び鉄道を所管)によって告示される。

[DW編集局]