[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
英国財務省
元記事公開日:
2016/04/26
抄訳記事公開日:
2016/06/16

ミッドランド地域のエネルギー研究促進に1億8,000万ポンドの新規ファンディング

New £180 million fund to accelerate energy research across the Midlands Engine

本文:

英国財務省の2016年4月26日付標記発表の概要は以下のとおり。

財務大臣は2015年秋のスペンディング・レビュー(2016~2020年度を対象とした政府全体の予算計画)で、ミッドランド地域の交通、エネルギー、文化に対して大型の政府投資を実行する旨公約した。これには当該地域のハイテク、ハイスキル経済の成長を支援するエネルギー研究促進機構(ERA)の新設に対する6,000万ポンドの助成が含まれる。ERAがこの6,000万ポンドの公的資金を受け取ることで、1億2,000万ポンドの民間セクターによる共同投資の道が開かれる。

ERAはミッドランド地域の主要6大学の協力組織である「ミッドランド・イノベーション」イニシアチブが実行する最初のプロジェクトである。アストン大学、バーミンガム大学、レスター大学、ラフバラー大学、ノッティンガム大学、ウォーリック大学が、エネルギー研究・イノベーションの世界的な中核拠点を創出するべく、英国地質調査所、現地産業界等と協同して作業する。

ERAは英国が直面する最大のエネルギー課題のいくつかに取り組み、利用可能な資源を最大限活用する方策を研究する。研究では、より効率的・革新的でありながらも、価格も手ごろで安全なエネルギーの生産を目指す。

[DW編集局]