[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
米国科学振興協会(AAAS)
元記事公開日:
2016/05/17
抄訳記事公開日:
2016/06/28

人工知能(AI)には周到に考慮された政策が必要

Artificial Intelligence Requires Thoughtful Policymaking, Experts Say

本文:

2016年5月17日付の米国科学振興協会(AAAS)の標記に関する発表の概要は以下のとおりである。

適切な政策が整備されていれば、ロボットは「最良の友人」となるはずで、「最悪の悪夢」となることはない。4月14日に開催されたAAASの第41回科学技術政策年次フォーラムでAI専門家らはこう述べている。AI専門家らは現在のAIの進歩を称えると同時に、災害救助、サステナビリティ(持続可能性)、軍事関連などの自立システムの領域でのさらなる政策立案を迫っている。それも危険性を強調するのでなく、AIの有望な部分に強く焦点を当てるよう要望しており、「ターミネータ」もどきの非現実的なAIロボットに関する神話を一蹴し、それよりも自動運転車等、間近に迫った技術に対する明確な方針や規制の整備を求めている。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]