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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 国立科学財団(NSF)
- 元記事公開日:
- 2016/05/19
- 抄訳記事公開日:
- 2016/07/13
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連邦政府の科学・工学ファンディングが5年ぶりに増加
Federal science and engineering funding for academic institutions sees first increase in five years
- 本文:
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2016年5月19日付の国立科学財団(NSF)の標記報道発表の概要は以下のとおりである。
連邦政府は2014年度に996研究機関の科学・工学研究業務に対して308億ドルを負担した。これは前年比6%の増で、この種のファンディングでは2009年度以来久々の増額である。
保健福祉省(HHS)、NSF、国防総省(DOD)の3省で、連邦政府の科学・工学研究負担額全体の85%を拠出している。HHSが57%、NSFが16%、DODが12%を占める。残りのファンディングの大半は、農務省(DOA)、エネルギー省(DOE)、およびNASAによるものである。これら6省庁のいずれでも、2013年度から2014年度にかけて負担増が見られる。
ジョンズ・ホプキンズ大学(付設の応用物理学研究所を含む)は大学の中でも最高額のファンドを引き続き受けており、2014年度は17億ドルを受領した。
連邦政府の科学・工学研究助成の対象には次の6つのカテゴリーが含まれている。
・研究開発(R&D)、このカテゴリーは15億ドルの増
・研究開発施設、このカテゴリーは8,900万ドルの増
・科学・工学教育用の設備・装置、このカテゴリーは700万ドルの増
・研究奨励金・研修手当・訓練助成金、このカテゴリーは4億4,400万ドルの増
・科学・工学の全般的支援、このカテゴリーは500万ドルの増
・その他の科学・工学研究業務、このカテゴリーは3億3,400万ドルの増 [DW編集局+JSTワシントン事務所]