2016年6月1日付の「中国科学報」ネット版は、「韓啓徳：32歳以下の若手研究者の研究を重点的に支援する」と報じた。本記事ではその概要をまとめる。

5月31日、中国科学技術協会･第9回全国代表大会が北京人民大会堂で開幕した。中国科学技術協会の韓啓徳主席が開幕式の司会を務め、第8回全国委員会を代表して、活動報告を行い、次のように述べた。

今後5年、科学研究者、特に将来の科学技術分野をリードする人材の育成を目的として「若手研究者サポートプログラム」をより充実させ、十分にイノベーション･創業の潜在力を喚起することを目指す。また、学会と学会連盟によるピアレビューの作用を発揮させ、32歳以下の若手研究者の独創的研究の展開を重点に支援し、支援の範囲を拡大するべきである。その他、我々は「若手研究者サポートプログラム」と国家自然科学基金、重点研究開発計画との連携にに力を入れ、若手研究者サポートの重要なプラットフォームを構築するよう努力する。

[JST北京事務所]