[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
中国科学報
元記事公開日:
2016/06/06
抄訳記事公開日:
2016/07/28

第7回中米イノベーション・ダイアログ開催

第七次中美创新对话在京举行

本文:

2016年6月6日付の「中国科学報」ネット版は、「第7回中米イノベーション・ダイアログ(ChinaーUS Strategic and Economic Dialogue)が開催された」と報じた。本記事ではその概要をまとめる。

6月5日、第7回中米イノベーション・ダイアログが北京で開かれ、中国科学技術部の万鋼部長とアメリカ大統領府科学技術政策局(OSTP)のジョン・ホルドレン局長が司会を務め、双方政府機関のトップと学者等が出席した。中米イノベーション・ダイアログでは、1日間をかけて、双方が「中米国家イノベーション戦略」、「イノベーション・エコシステム」、「中小企業・イノベーション」、「イノベーション資金と科学技術支援」、「データ駆動型イノベーション」という5つの議題に関して発言と議論を行った。

清華大学・公共管理学院院長の薛灡氏は、「中米イノベーション・ダイアログは非常に成功している。双方ともこの領域の専門家を派遣しており、中米戦略・経済ダイアログというフレームワークの元で、建設的議論を行っている」と語った。

カリフォルニア大学サンディエゴ校(University of California, San Diego、UCSD)のピーター・コーウィー(Peter Cowie)氏は、「中国とアメリカは世界最大の科学技術大国で、我々は確実にイノベーションを興す自由な雰囲気を作り、両方の研究者の能力を最大限に発揮してもらわなければならない。そのため、それに適した政策を考えなければ成らない。」と述べた。

[JST北京事務所]