2016年6月8日付の「中国科学報」ネット版は、「中国、環境保全のために多大なる力を注ぐ」と報じた。本記事ではその概要をまとめる。

6月7日、「協力によるイノベーションとグリーン発展の推進国際シンポジウム」及び日中友好環境保全センター設立20周年式典が開催された。中国環境保護部の陳吉寧部長は、「中国政府は汚染対策で非常に大きな努力をしてきた。今後も引き続き強硬な方法によって挑戦に対応していく。環境保護は日中協力における重点分野であり、特に日中友好環境保全センターの設立や運営は、環境分野における二国間国際協力の成功モデルともなっている。中日環境交流･協力によって、日本企業は中国の環境保護の市場ニーズに対する理解を深めた」と述べた。

陳吉寧部長は、また、「中日両国は経済発展と環境保護の両立可能な発展モデルの探求や経験を共有し、環境保護技術と産業協力を強化して、環境保護技術の交流と技術革新を推進するよう努力すべきである」と指摘した。

[JST北京事務所]