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- 国・地域名:
- オランダ
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- オランダ科学研究機構(NWO)
- 元記事公開日:
- 2016/07/20
- 抄訳記事公開日:
- 2016/09/01
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NWOが研究データへのアクセス最適化を奨励
- 本文:
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オランダ科学研究機構(NWO)の2016年7月20日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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オランダ科学研究機構(NWO)が2016年10月1日以降に発表するすべての公募において、研究データの管理手順が含められることになった。この手順は、資金提供を申請する研究者に対し、自分たちの研究から生じると思われる関連データについて、またこれらのデータを他の研究者と共有する方法について、事前に検討することを求めるもの。NWOは、資金供与を受ける研究者に対し、研究データの保存と再利用に関する具体的な計画の提出を今後求めていくとしている。具体的には、NWOが2016年10月1日以降に発表する公募に、データ管理に関する項目が含められる。申請に際してはこの項目にもれなく記入することが必須であるが、これが資金獲得の基準となることはない。NWOはこの項目において、資金提供を申請する研究者に対し、研究によって得られる関連データや、これらのデータを持続可能なかたちで保存し、再利用するためにアクセスできるようにする方法など、4つの短い質問に答えるよう要請することになる。
NOWは、採択された研究プロジェクトの担当研究者に対し、具体的なデータ管理計画を作成するよう要請する。このデータ管理計画は、研究期間中に調整することも可能である。NWOは、このプランが承認された段階で初めて資金を提供する。またNWOは、研究プロジェクトが終了した時点で、この計画が適切に順守されているか、また当該のデータが実際に持続可能なかたちで保存され、一般にアクセス可能な状態にあるか否かをチェックする。データ保存に伴うコストも資金供与の対象となる。
[JSTパリ事務所]