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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 国立研究機構(ANR)
- 元記事公開日:
- 2016/07/18
- 抄訳記事公開日:
- 2016/09/26
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国立研究機構(ANR)、2017年の行動計画を発表
- 本文:
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国立研究機構(ANR)の2016年7月18日付標記発表の概要は以下のとおり。
ANRの来年のロードマップを示した2017年行動計画では、来年度予算執行の一部としてANRが研究界に提示する施策とプロジェクト公募について記述している。2016年6月29日の理事会で承認を受けた本計画は、ANRが提示するファンディング公募に関する全般的な展望を示すことが目的である。中小企業・零細企業を含むフランスの研究に関与する官民の関係機関全体を対象としたものである。2017年行動計画は次のようにいくつか目新しい点を含んでいる。
・行動計画の発表日付と包括的プロジェクト公募の発表日付を別にした。
「戦略」と「運用」を切り離す目的で、ANRは2017年行動計画(今回発表)と包括的プロジェクト公募(2016年8月末発表)の発表計画の変更を決めた。・若手研究者(JCJC)プログラムの拡大
2017年行動計画では、本プログラムによる今後のファンディングは終身身分保証がない若手研究者にも拡げられる。・欧州研究会議(ERC)助成金の応募準備に特化した新規プログラムの創設
“Tremplin-ERC”(T-ERC)と称する新規プログラムが創設される。フランスの公的研究機関に所属する内外の若手研究者が、ERCの”Starting Grants”または”Consolidator Grants”に新規で応募し成功の機会が最大限に得られるようにする狙いがある。 [DW編集局+JSTパリ事務所]