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- 国・地域名:
- アイルランド
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- アイルランド科学財団(SFI)
- 元記事公開日:
- 2016/08/22
- 抄訳記事公開日:
- 2016/10/03
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SFI、STEM分野のキャリアを目指す学生達に多様な選択肢に関する情報を提供
- 本文:
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アイルランド科学財団(SFI)の2016年8月22日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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2016年8月29日、セントラル・アプリケーション・オフィス(CAO)が公表した大学出願に関する第一次オファーを受けて、アイルランド科学財団は学生達に、たとえ期待したような点数が得られなかったとしても、SFIのスマートフューチャーズプログラムを通じて、科学・技術・工学・数学(STEM)分野でのキャリアを追求するためのあらゆる手段を検討するよう奨励している。アイルランド科学財団事務局長兼アイルランド政府主席科学顧問のマーク・ファーガソン教授はこの第一次オファーに触れて、「STEM分野の卒業生は求人も多く、高い報酬が見込めるうえ、昇進のチャンスにも恵まれている。CAOのSTEM関連課程に出願するのに必要な点数が得られなかったとしても、見習い訓練制度や中等教育修了証書取得後コース(Post Leaving Certificate course:PLCs)など、STEM分野でキャリアをスタートする道は他にもある。」と述べ、スマートフューチャーズのホームページ(http://www.smartfutures.ie/)からSTEM分野の数多くの多様な進路に関する貴重な知見を参考にするよう呼びかけた。
こうしたSTEM分野の多様な進路では、ビデオ・ゲームやソーシャル・メディアのソフト開発や、新しい食品技術や医療装置の考案から、環境の保全、宇宙の探査に至るまで、学生たちは必要な技能、職種、職場とする部門や組織について学ぶことができるとし、また、STEM関連分野の課程を学んだり、見習い訓練を修了したりすることで、学生達は批判的思考や人材管理、複雑な問題の解決策などのスキルを身に着けることができる、とも述べた。
[JSTパリ事務所]