[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
国民教育・高等教育・研究省(MENESR)
元記事公開日:
2016/07/29
抄訳記事公開日:
2016/10/07

2013年の企業における研究者数

Les chercheurs en entreprises en 2013

本文:

国民教育・高等教育・研究省の2016年7月29日付発表では、同省がこのほど発行した”Note d’information No.5″の標記記事の概要を以下のように記している。

2013年の企業における研究職の従事者数(パートタイムまたはフルタイム)は22万人(2001年は9万4,000人)となった。フルタイムに換算すると16万2,000人(2001年は8万8,000人)相当の労働力で、フランスで働く研究者全体の61%を占める。この比率は欧州平均より13ポイント高い(ドイツでは56%、イタリアと英国では37%)。

企業における研究者の専門的活動の実態は変化してきている。2005年までは研究者の年間平均労働時間のうち専門研究に割く割合が95%であったのに対し、2013年は73%であった。しかもこれらの研究業務を補助する支援要員からは年間0.6時間(フルタイム換算)しか恩恵を受けておらず、これは2001年のレベルの半分である。

企業における研究者は相対的に若く(半数が38歳未満)、大多数が男性(80%)で工科学校(54%、大学博士課程は12%)出身である。しかしこれは平均的な数字で、企業の規模や研究分野によって異なる。

[DW編集局+JSTパリ事務所]