[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
中国科学報
元記事公開日:
2016/08/01
抄訳記事公開日:
2016/10/13

アジア-オセアニア地球科学連合(AOGS) 年次総会、中国で初開催

亚洲大洋洲地球科学学会年会首次在中国大陆举行

本文:

2016年8月1日付の「中国科学報」ネット版は、「アジア-オセアニア地球科学連合(AOGS)年次総会、中国で初開催」と報じた。本記事ではその概要をまとめる。

アジア-オセアニア地球科学連合(Asia Oceania Geosciences Society, AOGS)2016年次総会が7月31日から8月5日にかけて北京で開かれる。同大会が中国で開催されるのは今回が初めてだ。2016年次総会はアジア-オセアニア地球科学連合(AOGS)、中国科学技術協会国際大地測量及び地球物理学連合会・中国委員会(CNC-IUGG)との共催として開催され、参加登録者数は3,000人を超え、年次総会の参加人数史上最高を更新した。

年次総会はアジア-オセアニア地球科学連合(AOGS)の最も重要な学術活動として年に一回開催され、科学的方法により人類の自然災害リスクの認識を向上させ、有効的に国際社会、特にアジア地域における中国地球科学の影響力を高める。

中国科学院の院士、CNC-IUGGの呉国雄顧問は、「1979年以来、中国は地質、地理、大気、海洋等の地球科学の分野における迅速に発展しており、中国の経済・社会の進歩に大きく貢献した」と表明した。

中国科学院の院士、中国科学院地学部の副主任、CNC-IUGGの楊元喜主席は、「アジア-オセアニア地球科学連合(AOGS)年次総会が中国で初開催されるのは中国地球科学の発展及び地球科学の中国での普及を促進するだけでなく、より多くの中国学者のAOGSへの理解及び参与にも重要な役割を果たしている」と述べた。

AOGS2016年次総会は開幕式、分科会報告、ポスター展示、同業者学術交流等から構成され、その他、アメリカ航空宇宙局(NASA)、中国科学院等の科学者を招へいして科学普及講演会により国民の地球科学の認識を促進する。

AOGSは地球科学の促進を目的に、2003年に設立されたアジア-オセアニア地域の重要な地球科学学術組織の一つで、アジア-オセアニア地域における地球科学専門家の国際交流・協力プラットフォームを構築し、地球科学発展の発展を促進することを目的としている。

[JST北京事務所]