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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 国民教育・高等教育・研究省(MENESR)
- 元記事公開日:
- 2016/09/28
- 抄訳記事公開日:
- 2016/11/22
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国民教育・高等教育・研究省の2017年度予算
- 本文:
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国民教育・高等教育・研究省の2016年9月28日付標記報道発表によると、同省の2017年度予算は924.9億ユーロで、そのうち高等教育・研究予算は238.5億ユーロである。2017年度高等教育・研究予算の概要は以下のとおり。
高等教育・研究全体の予算は238.5億ユーロで前年比+8億5,200万ユーロ。その内高等教育は132.3億ユーロで+3億3,600万ユーロ(+2.6%)。高等教育施設向け雇用創出1,000件分が追加される。2017年は、学生の生活支援への割当額は27.2億ユーロで、2億3,500万ユーロの増(+9.5%)である。研究に特化した予算は79億ユーロで、2億8,100万ユーロの増(+3.7%)となっている。
●高等教育施設支援(2017年は+3億8,000万ユーロ)
・学生数増対策予算
学生数増対策として高等教育施設に1億ユーロの特別配賦が予定される。
・人件費
通常予算のほか高等教育施設配賦額として次のような施策に追加予算2億6,700万ユーロが組まれている。
-職員の職歴向上策に1億9,800万ユーロ
-1,000件分の新規雇用創出確保に6,000万ユーロ●学生の生活支援(2017年は+2億3,500万ユーロ)
●研究向け予算の増額
研究に特化した2017年予算は総額79億ユーロで、前年比+2億8,100万ユーロ。
・研究実施機関の予算
2017年は59億1,000万ユーロで、前年比7,200万ユーロの増。これにより400名の研究者が新規採用され、また職員のキャリア向上策が実施される。
・国立研究機構(ANR)の予算
ANRを経由する予算は強化され、計画承認ベース(AE)で6億7,300万ユーロ(+21%)、支払い予算(CP)ベースで6億900万ユーロ(+9%)。
・国際機関での分担金
フランスからの国際投資に充てられる予算は、AEベースで+1億6,000万ユーロ、CPベースで+1億3,600万ユーロ。これには国際的な大規模研究基盤施設である欧州核破砕中性子源(ESS)や宇宙研究機関(ESAやEUMETSAT)が考慮されている。
・省の予算
研究担当省経由の予算は2,300万ユーロの増。その内1,800万ユーロが国・地域圏計画契約で前年に比べてほぼ倍増している。 [DW編集局+JSTパリ事務所]