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国・地域名:
EU
元記事の言語:
英語
公開機関:
共同研究センター(JRC)
元記事公開日:
2016/10/05
抄訳記事公開日:
2016/11/24

欧州地域別研究イノベーションビューアを開発

R&I Regional Viewer (ESTAT/ESIF/H2020 data): new S2E tool

本文:

欧州委員会共同研究センター(JRC)の2016年10月5日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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スマート・スペシャリゼーション・プラットフォーム(S3P)の下で実施されているS2E(Stairway to Excellence)のチームがこのほど、欧州域における様々な研究費助成制度やEUのプログラムによる研究イノベーション投資を可視化し、比較することができるツールを開発した。

– ユーロスタット(EU統計局)の主な経済指標:ユーロスタットから入手可能なEU加盟28か国地域別の主要指標(GDP、GERD(研究開発費総額)、失業率など)に関する最新データ

-欧州構造投資基金(ESIF)の下で計画されている研究イノベーション関連投資: 欧州地域開発基金(ERDF)、欧州社会基金(ESF)、結束基金(CF)および若年雇用イニシアティブ(YEI)の助成プログラムを含むESIFで2014年から2020年にわたり計画されている研究イノベーション関連投資。各地域のデータには、その地域の実施プログラムに基づいて地域レベルで割り当てられたテーマ別資金のほか、国レベルのプログラム、複数地域にわたるプログラムおよび国際協力プログラムにおいてその地域が獲得する割当て分が含まれている。

– 欧州域で各ステークホルダーが獲得したホライズン2020の資金:ホライズン2020の指標値は、域内の受益者が獲得した資金額に基づいて決定されている。ただし、一部の加盟国においては、地域別のデータがいわゆるヘッドクォーター・エフェクト(headquarters effect:HQE)に影響されることがある。実際に研究が実施される(物理的な)所在地と、受益者の本部がある(法律上の)所在地が異なるためである(この問題は、特に大規模な公的研究機関に影響を及ぼす)。

[JSTパリ事務所]