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- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- ドイツ語
- 公開機関:
- ドイツ連邦経済エネルギー省(BMWi)
- 元記事公開日:
- 2016/10/13
- 抄訳記事公開日:
- 2016/12/01
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産業のデジタル化の指針となるイノベーション
- 本文:
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連邦経済エネルギー省(BMWi)の「産業のためのデジタル・イノベーション」会議が開催される。これに関してBMWiは概略下記のような報道発表を行った。
同会議において主として紹介されるのは技術プログラム「Industrie 4.0 のためのAutonomic」の助成プロジェクトである。生産および製品開発のための最新のソリューションをプレゼンテーションするもの。
この他、新たにスタートしたBMWi技術プログラム「PaiCE(Plattforms/Additive Manufacturing/Imaging/Communication/Engineering)- 経済のためのデジタル技術」は、3Dプリント技術、迅速な流通、未来のサービス・ロボット等、Industrie 4.0 達成をいかにして成功させるかを紹介する。個別化生産のためのプロダクト・エンジニアリングにおける新しい手法、また確実なリアルタイム通信に関するコンセプト等もPAiCEプログラムの更なる重点となる。
マッハニッヒ次官の発言:「デジタル技術はドイツ産業の近代化にとって重要なものである。デジタル戦略2025にはいかにすれば産業界におけるデジタル化をなし得るのかを表明している。その主要素はIndustrie 4.0 技術プログラムであり、特に中小企業に目を向けたイノベーション ソリューションの経済的効果を実証するものである。そこで、達成された成果を企業が市場に導入するということが重要となる。これにはより迅速な行動が求められる。そのためにも産業界とアカデミアの密なるネットワークをさらに強化していきたい」。
Autonomicプログラムでは、イノベーションを実現性と効化の点で検討するためには製造業者、生産者、および研究機関がネットワークで結びついた密接な協力が重要前提となる。加えて法的重要課題、ビジネスモデル、ソフトウェア・アーキテクチャー、ITセキュリティなどのIndustrie 4.0 の成功につながる横断的テーマを全体にわたり取り上げてきた。
[DW編集局]