[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
大統領府
元記事公開日:
2016/09/28
抄訳記事公開日:
2016/12/06

北極圏科学研究の国際協力強化に向けた初めての閣僚級会合の開催

FACT SHEET: United States Hosts First-Ever Arctic Science Ministerial to Advance International Research Efforts

本文:

2016年9月28日付のホワイトハウスの標記報道発表によれば、各国政府およびEUの科学担当25閣僚がホワイトハウスに集結し、北極圏研究の優先課題について議論し、北極圏研究の国際協力の強化および北極圏の変化に対する理解と対応に原住民が参画することに関する共同声明に署名した。

北極圏の環境はかつてない程の勢いで変化しており、暮らしや生態系に脅威をもたらしている。オバマ大統領のアラスカ訪問から1年経ち、北極圏で起こっている変化およびそれがもたらす地球規模の影響に対する理解増進を図るという大統領の断固たる公約に基づき、ホワイトハウスはこのたび初の北極圏科学閣僚級会議(ASM)を開催した。

カナダ、中国、デンマーク、フェロー諸島、フィンランド、フランス、ドイツ、グリーンランド、アイスランド、インド、イタリア、日本、韓国、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ポーランド、ロシア連邦、シンガポール、スペイン、スウェーデン、スイス、英国、米国、EUの科学担当閣僚のほか北極圏原住民の団体代表が集まり、北極圏における国際研究協力を促進する共同取り組みについて議論した。

共同声明では、北極圏の研究推進には、研究と意思決定において国際協力と北極圏原住民の参画が不可欠であるとの認識を示している。共同声明とASMは、気候変動の緩和と対応力、北極圏の開発・管理、原住民のニーズに関する国家政策に資する北極圏研究において新たな共同方式の企画立案を支援する。

ホワイトハウスは、国境を越えた次の4つのテーマについて、北極圏における急速な環境変化に対する理解と対応能力を強化するための機会を提供すべくASMを開催した。

1) 北極圏科学の課題とそれらの地域的・世界的な影響
2) 北極圏観測およびデータ共有の強化と統合
3) 北極圏の科学的理解の拡大を図ることによる、地域の対応力の構築とグローバルな対応能力の形成
4) 北極圏科学を取り上げた科学技術・工学・数学(STEM)教育を通しての市民の能力形成

今回のASMでは上記テーマの各々についての具体的進展を促進・支援する。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]