[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦経済エネルギー省(BMWi)
元記事公開日:
2016/10/20
抄訳記事公開日:
2016/12/08

地域デジタル化会議により連邦、州、市町村間の対話を強化

Konferenz zur regionalen Digitalisierung soll Dialog zwischen Bund, Ländern undn Kommunen stärken

本文:

「De.digital:地域におけるスマートなネットワーク化 ― 都市と地方におけるデジタル化に関する会議」が開催された。これに関して連邦経済エネルギー省(BMWi)は概略下記のような報道発表を行った。

連邦、州および市町村は、ドイツにおけるデジタル化やスマートなネットワーク化を強化していくために、将来的にどのようにお互いの協力を深めていけるのか、またデジタルネットワーク化された自治体の理想像はいかにあるべきか、こうした問題がDe.digital会議の焦点となる。市町村、州、連邦、更には企業、団体、研究機関の代表、約130人がベルリンでの議論に参加する。

マッハニッヒ次官談:「ドイツはスマート・ネットワーク化によるメリットを十分に活用できるようにするため、州、地方および市町村のニーズや可能性を考慮したアイデア、コンセプトおよび施策を必要としており、将来の開発展望を明確にする必要がある。これは、あらゆるレベルの関係者がそれぞれの関心をもって徹底的に議論をし、手に手をとって協力する場合にのみ成功すると確信している。」。

先般行われたスマートなネットワーク化に関するアンケート調査の結果、市町村の80%がデジタル化戦略は有意義であるとしているが、デジタル化戦略を有しているまたは作成中であるとしたのは40%でしかない。

スマート・ネットワーク化イニシアチブ
同イニシアチブはBMWiによって始められたもので、その目標は、連邦政府がデジタル・アジェンダの枠組みの中で決定したスマート・ネットワーク化戦略の実施を支援することにある。企業、省庁、研究機関、業界団体等のパートナーからなるネットワークと協力して中核となるインフラ領域(教育、エネルギー、保健、輸送、行政)のデジタル化を推進する。

[DW編集局]