[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2016/11/01
抄訳記事公開日:
2016/12/14

Green Economyに関する幅広い連携

Breites Bündnis für Green Economy

本文:

ベルリンで開催されたグリーン・エコノミー会議に関して連邦教育研究省(BMBF)は概略下記のような報道発表を行った。

イノベーション・技術拠点ドイツは持続可能な経済によって強化されるべきである。将来これをいかにして成功させるか、に関する提案がベルリンで発表された。

ヴァンカ大臣は「持続性は経済成長と矛盾するものではなく、ドイツにとって競争上の強みとなりうるものである。そのためには研究界からの前向きな機運とGreen Economyのための幅広い連携が必要である」と語った。年内にも、新しい研究プラットフォームがスタートする。さらにヴァンカ大臣は「このプラットフォームは、新しい連携関係を形成し、持続可能な経済のための新パートナーを見出すために力となるものである」と続けた。

「持続可能な経済フォーラム」は同会議においてドイツにとっての持続可能な経済に関する提案を発表し、産業界、アカデミア、社会、政界の専門家300人あまりと共に、ドイツの経済およびイノベーション・システムを持続可能な経済へと導くための方法について議論した。
主要5提案:
1. 研究とイノベーションのグローバルな持続可能性目標を設定する
2. 持続可能性を競争力あるものとし、価値をおく
3. 国の政策を持続的に具体化する
4. 持続可能な発展に関する教育を持続可能な経済の一部と見る
5. 持続可能な経済に関する社会的対話を前進させる
これらの提案には化学、食料産業並びに金融業界の実際例が付記されている。

持続可能経済フォーラムは連邦政府の中央イノベーション審議会である、ハイテクフォーラムによって招請されたものである。BMBFは持続可能性研究に関して2018年まで合計3億5,000万ユーロを投入する。

[DW編集局]