ケムニッツで「中小企業4.0 － コンペテンスセンター」がスタートし、これに関して連邦経済エネルギー省（BMWi）は概略下記のような報道発表を行った。

連邦政府の資金によるケムニッツ「中小企業4.0 － コンペテンスセンター」がスタートする。同センターは、BMWiの助成重点「中小企業‐デジタル」の枠組みの中でドイツ全土に設けられつつある11のコンペテンスセンターの一つである。中小企業および手工業の企業を最適な情報、実践例、適切な専門措置によって支援していくことになる。

ソントフスキBMWi次官はセンター開設に当たり、「ケムニッツに東部ドイツ初の中小企業4.0－コンペテンスセンターが開設されることは喜ばしいことである。同センターのモットー『企業4.0を成す』に関連し一言強調したい。既に今、デジタル化は作業工程、生産プロセスのみならず企業にとっての販売方法をも変化させている。この点で中小企業はこの変化とのつながりを失うことがあってはならない。センターはそこで中小企業がデジタル化、第4次産業革命のチャンスを利用できるよう支援していかなければならない」。

同センターはケムニッツ工科総合大学が主導するコンソーシアムにより運営され、経営科学および工場システムの主要な研究所および民法・著作権法の教授も共に参加する。またフラウンホーファー工作機械・成型技術研究所（IWU）、ケムニッツ機械設備建設研究所等も同様に参加する。

[DW編集局]