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- 国・地域名:
- 中国
- 元記事の言語:
- 中国語
- 公開機関:
- 科技日報
- 元記事公開日:
- 2016/11/23
- 抄訳記事公開日:
- 2017/01/13
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ネイチャー誌:中米両国の科学研究協力は大幅に拡大している
- 本文:
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11月23日付の「科技日報」は、最近出版したネイチャー誌の増刊「2016ネイチャー指数:科学研究協力」では、中国・米国の研究協力が大幅な成長を果たしたと示されたことを報じた。本記事でその概要をまとめる。
ネイチャー誌から示された統計では、中米両国は2012~2015年の間に、研究協力が80%成長し、その中、生命科学は更に倍増を成し遂げたという。バイ協力においては、中米間の協力は、他の国々より、2015年に最高値の協力ポイントを取得したと誇示する。平均協力ポイント数で選ばれたトップ100(2015年)の研究機関に、中国勢は、中国科学院が第4位を占めたほか、他に23社もランクインした。また、当該増刊では、多国によるマルティ協力から生まれた論文も持続的に増え、同指数が2015年にトラッキングした論文全体の43%を占めることに達したという。
中国の国際協力について、ネイチャー誌中国エリア担当のArnout Jacobs氏は、国際的視野の拡大と優秀な人材の増加とともに、中国は他国との研究協力を一層広く、深く推進するように取り組んでいると述べた。また、全米科学財団(NSF)によると、米国で理学・工学博士号を取得した外国人留学生の中、4分の1が中国人である。
[JST北京事務所]