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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 米国科学振興協会(AAAS)
- 元記事公開日:
- 2016/11/28
- 抄訳記事公開日:
- 2017/01/18
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科学界・教育界の幹部が米国科学顧問の早期任命を要求
- 本文:
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2016年11月28日付の米国科学振興協会(AAAS)の標記発表の概要は以下のとおりである。
米国の研究・高等教育機関の上位29機関の幹部(AAASのラッシュ・ホルトCEOを含む)がドナルド・トランプ次期大統領に11月23日付で書簡を送り、科学技術に関する大統領の補佐役として(工学、科学、マネージメント、政策について適切なスキルを有する)全米で評価の高い指導者を早期に任命するよう要請した。
このような上級顧問は、主要な国家的課題への対処に当たり科学技術を効果的に活用する方法を判断する場合に、ホワイトハウスを補佐することができる、と上記幹部グループは指摘している。幹部グループは、次期政権内の科学技術上級職の候補者を提案し、「米国のイノベーション・インフラの成長と繁栄」を支援すべく、次期大統領またはその移行チーム幹部との会合を申し入れた。
上記書簡の中で科学界の幹部らは社会に対する科学技術の価値を強調している。「米国の科学技術事業に対する過去の政府投資が経済を刺激し、雇用を創出し、グローバルな競争力と国家の安全保障を確保してきた」と書簡で述べている。
[DW編集局+JSTワシントン事務所]