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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 大統領府
- 元記事公開日:
- 2016/12/15
- 抄訳記事公開日:
- 2017/02/02
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北極圏研究目標の概要
- 本文:
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2016年12月15日付のホワイトハウスの発表によれば、「2017~2021年北極圏研究計画」では北極圏の住民・地域社会からグローバルな規模に至る広範な米国の北極圏政策を支援する。概要は以下のとおりである。
省庁間北極圏研究政策委員会(IARPC)の第2次の包括的な北極圏研究計画がこのほど発表された。「2017~2021年北極圏研究計画」では今後5年間にわたって北極圏研究を推進し、連邦政府および連邦政府以外の関係者がWebプラットフォームを通じて協力し、知識の共有、新しいアイデアの生成、研究の進捗報告を実施する。
「2017~2021年北極圏研究計画」を通じてIARPCは、アラスカ、北極圏地域、地球を対象として、科学的情報に基づく判断および政策決定の手掛かりとなる知識・理解の増進を図るべく、基礎研究の必要性に引き続き対処する。本計画に盛られている研究は次の9つの研究目標の下に組織化されている。①医療・福祉、②大気、③海氷、④海洋生態系、⑤氷河、氷冠およびグリーンランド氷床、⑥永久凍土層、⑦陸生・淡水生態系、⑧沿岸回復力、⑨環境情報(観測、データ、モデル)である。
上記目標は互いに無関係ではなく、むしろ関連がある。ある領域での進展が他の領域での進展を支える。上記目標の相互関連性、および本計画が把握しようとしている北極圏システムの複雑性の一部側面は、劇的に変動している北極圏海氷面積で説明がつく。
[DW編集局+JSTワシントン事務所]