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- 国・地域名:
- オランダ
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- オランダ科学研究機構(NWO)
- 元記事公開日:
- 2016/12/22
- 抄訳記事公開日:
- 2017/02/03
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オランダ物質基礎研究財団(FOM)が新NWOに吸収
- 本文:
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オランダ科学研究機構 (NWO)の2016年12月22日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
===2017年1月1日以降、現在のオランダ物質基礎研究財団(FOM)は、オランダ科学研究機構(NWO)に吸収され、NWOの他の部署とともに新たな組織を編成することとなった。FOMの理事会が2016年12月21日、この改革に関する最終決定を下した。FOMは、新しい定款のもと、「Foundation NWO Institutes」という新名称で法人として存続することになる。NWO最終的に9つの組織が所属し、オランダの物理学研究者への助成金の給付業務は、NWOの新しい部局が引き継ぐ。このため、FOMという名称は70年の歴史を閉じることになる。
多分野にわたる研究を対象とした、より効率的・一体的なNWOを実現することが今回の改革の目的である。
FOMはNWOに属する組織であるため、単一のNWOに向けての移行に伴い今回のような組織編成の運びとなった。FOMのオフィスは2017年はNWOの機関財団のオフィスとして機能する。FOMの機関、大学の作業グループの従業員、また最終的にはNWOの他の機関もこの機関財団に併合される。NSCR、NIOZ、ASTRON、CWI、SRONなどのNWOの機関も、最終的には併合される。助成金給付を担当するFOMのオフィスの一部は、科学部門の他のスタッフとともに「NWO Science Domain」という新しい組織を編成する。また一部のスタッフは、新NWOの運営部門に異動となる。
資金供与の変更に関しては、NWOのすべての部署に以下のような規則が適用される。現行の資金供与制度は基本的には変わらず、変更される場合には少なくとも実施の6か月前にNWOがその旨を発表する。2017年は変革の年として、NWOは組織としてさらに洗練され、資金供与制度の調整も進むと述べている。
[JSTパリ事務所]