[本文]
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			    				        - 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 国立科学財団(NSF)
- 元記事公開日:
- 2016/12/21
- 抄訳記事公開日:
- 2017/02/17
 
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					2015年度の州政府の研究開発支出が22億ドルを上回る State government R&D expenditures top $2.2 billion in FY 2015 
- 本文:
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					2016年12月21日付の国立科学財団(NSF)の標記報道発表の概要は以下のとおりである。 国立科学工学統計センター(NCSES)の最近の報告によれば、州政府機関は2015年度に研究開発に22億ドル強を支出した。これは前年度比16.9%の増になる。 各州が研究開発に支出した22億ドルのうち、78%が州政府およびその他の連邦政府以外の資金源からのもので、残りは連邦政府のファンディングから出資されている。 州の機関自身は2015年度にファンディングを受けた研究開発の4分の1強を使用した。このような研究開発の大半は応用研究(79%)に関するもので、基礎研究については19%、そして実験開発が2%である。 州の研究開発ファンディングの残り部分は、政府外機関向けであるが、州によってばらつきが大きい。テキサス州ではファンディングの約77%が大学向けであるが、オハイオ州ではファンディングの91%が企業および個人向けである。 州政府による投資は、ミシシッピ州の100万ドル弱からカリフォルニア州の5億ドルに至るまで、ばらつきが大きい。5つの州政府(カリフォルニア、ニューヨーク、フロリダ、テキサス、オハイオ)で州政府研究開発全体の61%を占める。また同じ5つの州で、連邦政府から州に提供される研究開発業務向けのファンディングの約半分を受けている。 すべての州が次のカテゴリーの少なくとも2つ以上のカテゴリーで研究開発支出を行っていると報告している。 
 (農業、エネルギー、環境・天然資源、医療、輸送、その他)
- [DW編集局+JSTワシントン事務所]