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- 国・地域名:
- オランダ
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- オランダ科学研究機構(NWO)
- 元記事公開日:
- 2017/01/17
- 抄訳記事公開日:
- 2017/02/23
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食糧安全保障に関する欧州-アフリカ共同募集
- 本文:
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オランダ科学研究機構 (NWO)の2017年1月17日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
===2017年2月、30のパートナーが参加するアフリカ連合と欧州連合によるパートナーシップLEAP-Agriの共同募集が始まる。LEAP-Agriは、食糧・栄養安全保障および持続可能な農業のための研究イノベーションを目指して関係諸国の機関や省庁が出資するERA-NETコファンドである。科学技術イノベーションに関するEUアフリカ間のハイレベル政策対話および、2014年のEUアフリカサミットで承認された食糧・栄養安全保障と持続可能な農業に焦点を当てて実施するEUアフリカ間の研究イノベーションパートナーシップを支援する欧州委員会からも追加資金を受けている。
募集に関する予算として、アフリカおよび欧州の各国から寄せられると予想される1,850万ユーロおよび欧州委員会から寄せられる予定の資金を合わせて、共同募集に計2,760万ユーロが充てられる。オランダ科学研究機構(NWO)とオランダ経済省は、オランダの研究者に150万ユーロを確保しており、6件前後のプロジェクトへの資金供与が可能になる。
LEAP-Agriコファンドは、ERAfricaおよびInternsAfricaのサポートによって実現した。ERAfricaコンソーシアムは、アフリカおよび欧州の研究機関が共同出資した旧ERA-Net Africaの成功を受け、アフリカおよび欧州の資金提供者が編成した独立イニシアティブである。IntensAfricaコンソーシアムは、食糧・栄養安全保障および持続可能な農業の分野で、欧州とアフリカ間の協力に取り組んだ経験がある。
この分野の優先性を考慮し、アフリカおよび欧州諸国の19か国、30のパートナーが、欧州委員会とともにコンソーシアムを編成し、ERA-Netコファンドプロジェクトである食糧・栄養安全保障および持続可能な農業に関する欧州-アフリカ間研究イノベーション長期パートナーシップ(LEAP-Agri)を立ち上げた。
今回の募集に参加している国および資金提供機関は次の通り。
・アフリカ側:アルジェリア(DGRSTD-MERS)、ブルキナファソ(FONRID)、カメルーン(MINRESI)、エジプト(MHESR)、ガーナ(STEPRI-CSIR)、ケニヤ(MOEST)、セネガル(MESR)、南アフリカ(NRF)、ウガンダ(UNCST)・欧州側:ベルギー(FWO、FNRS、BELSPO)、フィンランド(AKA)、フランス(ANR、AFD)、ドイツ(BLE、DLR)、オランダ(NWO、MINEZ)、ノルウェー(RCN)、ポルトガル(FCT)、スペイン(MINECO)、トルコ(TUBITAK)
・国際組織:CIHEAM-IAMB(拠点はイタリア)
[JSTパリ事務所]