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- 国・地域名:
- 英国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)
- 元記事公開日:
- 2017/01/05
- 抄訳記事公開日:
- 2017/02/28
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工学・社会科学分野の先駆的研究プロジェクトを主導する英国の大学に5,200万ポンド
- 本文:
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ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)の2017年1月5日付標記発表の概要は以下のとおり。
生物医学工学および社会科学の先端研究を主導するインペリアル・カレッジ・ロンドンおよびロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)が、合わせて5,200万ポンドの助成を受けることになった。両大学は英国研究パートナーシップ投資基金(UKRPIF)の第5次ファンディングの対象となる最初の研究プロジェクトを担うことになる。UKRPIFは世界をリードしている英国の研究セクターをサポートし、質の高い研究がアイデアから実世界での解決策まで展開・移行することを支援し、それにより世界中の何百万もの人々に利益をもたらし、英国経済の振興を目指す。
インペリアル・カレッジ・ロンドンの生物医学プロジェクト(UKRPIFから2,000万ポンド)では、現代の最も差し迫った医療問題のいくつかに関して新たな治療法の開発が期待され、LSEのプロジェクト(UKRPIFから3,200万ポンド)では、世界の不平等の原因・性質およびそれに関連する社会的・経済的・政治的な因果関係をより深く理解することを目的とする。
2012年5月に発足したUKRPIFは、高等教育研究にさらなる投資を引き寄せることで、英国経済にさらに貢献できるよう支援を行う。本基金はイングランド高等教育資金会議(HEFCE)が他の高等教育ファンディング機関と協力して運用している。
本基金はすでに32件のプロジェクトに対して4億5,000万ポンド強を出資しており、ライフサイエンス・医療、通信、製造、エンジニアリング、航空宇宙、自動車、エネルギーなどの英国の主要産業セクターの支援に役立っている。
[DW編集局]