[本文]
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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 米国科学振興協会(AAAS)
- 元記事公開日:
- 2017/01/20
- 抄訳記事公開日:
- 2017/03/02
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AAASのホルトCEO、トランプ大統領に科学顧問の指名を要求
- 本文:
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2017年1月20日付の米国科学振興協会(AAAS)の標記発表の概要は以下のとおりである。
AAASのラッシュ・ホルトCEOは、科学技術の専門能力を必要とする喫緊の政策課題の処理や不測の事態への対処において新政権を補佐する科学または工学の有識者を指名するようトランプ大統領に要請した。
科学顧問は、インフラ開発、先進製造技術、エネルギー、経済問題など多岐にわたる重要なテーマに関して助言をすることになる、とホルト氏はトランプ氏の第45代米国大統領就任の後に発表した声明で述べている。
「政府の最高レベルの意思決定において科学を最大限活用するために、トランプ大統領が科学顧問を指名することは、1941年のフランクリン・ルーズベルト以降ずっと米国の大統領が順守していることであり、不可欠なことである」
新政権が直面する気候変動からインフラ向上策に至る課題に対処するための政策策定に当たり、科学的証明や事実調査を活用するよう新政権に働きかけるべく、AAASは声明やラジオ出演などを通じて積極的に努力していく。
[DW編集局+JSTワシントン事務所]