[本文]

国名:
ドイツ
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2017/02/16
抄訳記事公開日:
2017/04/04
元記事の言語:
ドイツ語

研究キャリアがより一層魅力あるものに

Wissenschaftliche Karrieren werden immer attraktiver

本文:

第3回連邦若手研究者報告書が公表され、これに関して連邦教育研究省(BMBF)は概略下記のような報道発表を行った。

ドイツの大学における若手研究者数はここ数年特に大きな伸びを示しており、2000年では大学での科学および芸術関係の若手研究要員は約8万2,400人であったが、2014年には14万5,000人となり、76%増となっている。若手研究者の状況に関する報告書は4年毎に中立の委員会によって作成される。

ヴァンカ大臣は「ドイツにおける若手研究者は、優れた労働力およびイノベーションの精神を必要とする知的社会に不可欠の要素である。若手研究者への投資は報われるものである。このため連邦政府は先般、若年研究者のための三つのイニシアチブを発足させた。
・Tenure-Track-Programmeによりキャリアパスを透明化し、より計画しやすくした
・短期間の任期付きポストにおける不都合についてアカデミアにおける期間契約の改革を導入
・博士課程在籍者の合否等を把握するため大学統計法を改正

若手研究者の状況をより正確に把握することができなければ、彼らをより効果的に助成することはできない。

報告書の重点となる章は、家庭とアカデミック・キャリアの調和というテーマである。報告書によれば大部分の若手研究者は子供を欲しがっているが、アカデミック・キャリアは計画性が乏しく、財政的に不安定であることからこれが難しい。

ヴァンカ大臣によれば「バーデン・ヴュルテンベルク州は他州に先駆けて、博士号取得前後の研究者に関するデータを統一的に把握し、その段階の状況を明確にしようとしており、他の州もこれに追随してもらいたい」。

2017年度報告書は資格およびキャリアの道筋、博士号取得前後の職業的な展望に関してデータおよび最新の研究所見を提示している。報告書作成に当たった委員会はドイツ技術者連盟(VDI/VDE)のイノベーション・技術研究所(IIT)、バイエルン州大学研究・大学計画研究所(IHF)、ドイツ大学科学研究センター(DZHW)連邦統計局(Destatis)などから構成されている。

[DW編集局]